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現代天文学での星座とは?【星座の領域と星座線】シリーズ
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◆星座の「領域」◆
「星座」とは何だと思いますか?星をつないだ線のイメージがあるかと思います。
現代の天文学では、「星座」とは「領域」のことさすそうです。
星座は「点と線」のことではなく、区分けされた「領域の中」のことなのです。
全天の88の星座は、住所のように全て区画に分けられている…
天文ファンになって、私がとっても驚いたことの1つです。
そして私は、この星座の領域の図形に強く惹かれ、美しさを感じます。
もちろん、宙に目に見える領域の境界線はありません。
そして、宇宙には奥行きがあり、実際には平面ではありません。
でも。この「星座の領域」は、
人類が宇宙に少しでも近付こう、 地上から宇宙の全体像を理解しようと試みて
天文学を発展させてきた長い歴史があるからこそ決められたもので、
その見えない積み重ねが反映されているからこそ、美しく感じるのだと、私は受け止めています。
例えば「はくちょう座の領域(方向)に○○を発見!」 という天文ニュースが流れてきた時には、
いわゆる「北十字」の線で結ばれたはくちょうの位置 ということではなく、領域内のどこか、ということです。
そしてその「領域」というのは「方向」の意味で用いられます。
同じ「方向」で発見された天文現象や星でも、
それらの実際の位置=地球からの距離は天文学的数値で離れていたりします。
ぜひ、その事を気にとめて、 領域内のどの辺りかな?距離はどの位遠いのかな?
と思いながらニュースを聞いてみてください。
そうすると、目の前の星座が広がる星空が、ぐっと奥行きが広がって、賑やかに感じられるかもしれません。
その願いを込めて、「領域星座」デザインのシリーズを制作発表しております。
12星座シリーズ カテゴリー
http://teruteruza.com/product-cat/12seiza/
<参考リンク>
秋の夜が見頃の「おひつじ座」の領域と星の配置~年賀状で天文解説 Clear Sky ~TeruTeruZa Blog
http://clearsky.teruteruza.com/astro-guide/aries2015